ペプチドとは——アミノ酸が連なった成分

ペプチドとは、アミノ酸がいくつか連なってできた成分のことです。

アミノ酸はタンパク質のもとになる小さな単位で、それが少数つながったものをペプチドと呼びます。

もともと体内にも存在し、近年はスキンケア成分としても広く使われるようになりました。

化粧品でペプチドが注目される理由

ペプチドは、肌なじみのよさと、種類の豊富さによる設計の自由度から、化粧品成分として注目されています。

「エイジングケア(年齢に応じたお手入れ)」をうたう化粧品や、ハリを与えることを目的としたアイテムに配合されることが増えています。

ペプチドの種類

化粧品に使われるペプチドには、目的に応じてさまざまな種類があります。

タイプ

配合の目的(化粧品として)

シグナル系ペプチド

ハリのある印象や、うるおいをサポートする目的

キャリア系ペプチド

ほかの成分となじませる目的で使われることがある

その他の機能性ペプチド

整肌・保湿など、目的に合わせて配合

「◯◯ペプチド」と表示されていても、種類や配合量は製品ごとに異なります

化粧品成分としての役割と位置づけ

日本の薬機法では、肌に使う製品は「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」に分類されます。

化粧品に配合されるペプチドの役割は、「皮膚にうるおいを与える」「肌をすこやかに保つ」「肌にハリを与える」といった、化粧品として認められた範囲にあります。

大切なのは、これらはうるおいによって肌を整える範囲のはたらきであり、シワそのものを消したり、肌の構造を医療的に変えたりするものではない、という点です。

「塗るだけで別人の肌になる」といった表現は、化粧品の範囲を超えた誇大な表現にあたる可能性があります。

ペプチド配合化粧品の選び方

1. 何を目的に選ぶかを決める

うるおい重視か、ハリのある印象を目指すかなど、自分のケアの目的に合わせて選びましょう。

2. 続けやすいテクスチャー・価格か

スキンケアは続けることが大切です。毎日無理なく使える使用感・価格かを確認しましょう。

3. 保湿成分との組み合わせ

ヒアルロン酸などの保湿成分と組み合わせて配合されていると、うるおいの土台を整えやすくなります。

まとめ——ペプチドを上手に取り入れる

  • ペプチドはアミノ酸が連なった成分で、体内にも存在する
  • 化粧品ではうるおい・ハリ・整肌を目的に配合される(化粧品の範囲)
  • 種類や配合量は製品ごとに異なるため、名称だけで判断しない
  • 選ぶときは目的・続けやすさ・保湿成分との組み合わせを意識する
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